株式報酬SaaS Nstock

組織拡大を見据えた「少人数でのSO管理・運用体制構築」の布石として、Nstock導入は欠かせなかった

[課題]

  • SO管理・運用は難しいため属人化する可能性があった
  • 早期に、少人数でのSO管理・運用体制を構築する必要があった

[会社データ]

社名

株式会社Aww

設立

2019年5月

従業員数

21名(2024年8月現在)

SO発行回数

1回

株式会社Aww(以下、 Aww)は、クリエイティブなアプローチと先進的なテクノロジーを融合させ、バーチャルヒューマンを活用した事業を展開するバーチャルヒューマンAIカンパニー。同社がプロデュースするバーチャルヒューマン「imma」は、ソーシャルメディアで合計150万人以上のフォロワーを誇ります。

そんなAwwがNstockを導入した理由は何だったのでしょうか?SO設計などを担当する簑田葉月さんと小泉翔雅さんにお話を伺いました。

「組織拡大を考えると、早い段階でNstockのようなサービスを導入したほうがいいと思った」

──Awwさんは今回初のSO付与を実施されたとのことですが、初期段階でNstockを導入するきっかけはなんだったのでしょうか?

簑田:実を言いますと、当初はSOを発行する予定はなかったのです。本来は、現在進めているシリーズAラウンドの資金調達後に実施するつもりでした。

Awwは創業からさまざまな試行錯誤がありました。それなりのリスクを背負って事業成長に貢献してくれた従業員のみんなに、何かしらのかたちで還元したいと考えたのです。そこで、一定期間在職している従業員を対象に税制適格SOを付与しました。また、一部の外部アドバイザーには税制非適格SOを付与しています。

Nstockのことは、代表の宮田さん(宮田昇始)が発信する情報などを通じて知っていました。AwwでSOを発行することが決まった際、すぐにNstockに相談しようと考えました。そして、他社サービスを比較することなく真っ先にお声がけさせてもらったのです。

小泉:私は簑田から話を聞いて、Nstockのことを知りました。「ぜひ使ってみたい」と瞬間的に思いましたね。

私は前職でもSOを管理・運用していました。AwwのようにSOの付与対象者が15名程度ならばExcelを使って管理することも可能でした。しかし、SOは「一度発行すれば終わり」ではありません。継続的に管理していかなければならないものです。また、Awwの組織規模が拡大していくことを考えると遅かれ早かれ、手動からシステムへ切り替えることになります。ならば、早い段階からNstockのようなサービスを利用したほうがスイッチングコストもかかりません。利用し始めるなら今がベストタイミングだと考え、Nstock導入を決めました。

「契約書や従業員データを一元管理でき、さらにSOの事前知識がなくても使える操作性がよかった」

──Nstockに魅力を感じたポイントを教えてください。

小泉契約書の管理に課題を感じていた我々にとって、契約締結機能は大きな魅力でした。

Excelを使用して管理するということは、契約書は別の方法で保管しなければならないということ。該当する従業員の契約書を探す手間はもちろん、Excelにあるデータと紐づけることも大変です。でも、Nstockであれば、プロダクト内で一元管理できます。

最も魅力的だったのは、SOにくわしくない人でも使える操作性です。Excelで管理する場合、私が急病などで倒れてしまったときに、どこにデータや契約書があるのかがわからず、対応が遅れてしまう可能性があります。そもそも、私がSOの管理・運用を担当し続けるとも限りません。そういった事態を見越すと、SOの知識がなくても使える仕様になっているのはとてもいいと思いました。

簑田:弊社はエンターテイメント事業という仕事柄、大手企業出身の従業員やクリエイター気質な従業員も多く、SOに対する馴染みが薄いのです。小泉が話しているとおり、ほかの従業員にSO実務を移行していくことを考えると、事前知識がなくても使い始められる操作性がNstockにあるのはよかったですね。

「Nstockを通じて、従業員のみんなにSOの価値を広められる」

簑田:Nstockでは、権利者である従業員が想定キャピタルゲインや契約内容を確認できるページもあります。これによって、従業員のみんなにSOの価値を広められると思いました。

書面だけでは、わかりにくいことも多いです。ですが、従業員のみんながNstockを通じて好きなときに「どれくらいのSOを持っているのか」「今どんな状態なのか」をチェックできることで「SOの価値」だけでなく「経営陣がSO設計に込めた想い」を浸透できます。これはとてもいいですよね。

「AwwのSOは海外展開を見据えたグローバルな設計にしている」

──御社の「SO設計のこだわり」を教えてください。

簑田:Awwはグローバル基準を踏まえたSO設計にしています。そのため、「退職時のSOの持ち出し可能」「IPOだけでなくM&AによるExitでもSOを行使できる」といった条件を加えました。グローバル基準にあわせてSOを設計することで、海外人材やCXO候補の採用も有利に進むと予想しています。

そのほか、SOは年に1回、貢献度に応じて付与していく設計にしています。1回目の付与は一定期間在籍していた従業員が対象でしたが、今後は「基本的には全従業員」を対象に、パフォーマンスを鑑みながら付与していきたいと考えています。それとは別にCXOクラスにもSOを付与していく予定です。

AwwのSOをきちんと機能させて、従業員の中から億万長者が出るくらいにできたらいいなと思っています。

「Nstockの“日本のスタートアップのため”に挑む姿勢に共感した」

──Nstockに期待していることがあれば教えてください。

小泉:NstockはSOの管理・運用の“かゆいところ”に手が届くサービスだと思っています。今後さらに機能が増え、便利になっていくことを期待しています。

簑田:私個人としては、Nstockの宮田さんがAwwを含めた日本のスタートアップのために、SOなどの課題に挑む姿勢に共感しています。「最後まで取り組む」という意思を持つチームが作るプロダクトだからこそ、今後さらによくなっていくと信じています。同時に、SOそのものもよりよくしてくれるとうれしいです!

──ありがとうございました!

※Awwの企業詳細はこちらです。

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