「『組織にいろいろな人がいる業種』だからこそ、Nstockの“わかりやすさ”が必要だった」

暮らしのプラットフォーム「unito」の開発・運営を行う株式会社Unito(以下、Unito)は、ストックオプション(以下、SO)を設計・運用するにあたって、以下のような悩みを抱えていました。
- 以前からSOを導入していたものの、書面上の契約だけでは本来の価値や意義を従業員にしっかり伝えきれていなかったこと
- 多種多様な職種の従業員たちがいるなかで、可能なかぎり幅広くSOを付与していきたいという意向があること
これらの課題を解決する手段として、Unitoは「株式報酬SaaS Nstock(以下、Nstock)」の導入を決定されました。
Nstockの導入を決定した理由
「これならSOの価値を可視化できる」と思えたことが強いきっかけに
Unitoでは、2023年10月に初めてSOを発行しました。その後、事務的な課題は特に感じていなかったものの、従業員のSOに対する関心があまり高くないことに懸念がありました。
そこで、従業員それぞれがSOの契約内容や想定キャピタルゲインをスマホなどから簡単に確認できるNstockを導入することに。「今、自分のSOはいくらくらいなのか?」がすぐにわかる状態になったことで、従業員のエンゲージメント向上を期待されています。
Nstock導入後に実施した従業員向けの説明会では、「具体的な数字がわかるからモチベーションが上がった」との声が挙がっていたそうです。
多様な職種の従業員みんなに報いる制度設計づくりに適している
Unitoでは賃貸・宿泊のプラットフォーム企画・開発のほか、宿泊施設の企画・運営も行っています。そのため、社内にはエンジニアやマーケターのほか、宿泊施設を運営するホテルスタッフやクリーニングスタッフなど、多種多様な職種の従業員たちが在籍しています。Unitoは、職種にかかわらず、従業員一人ひとりに最適な報酬体系を作るため、税制適格SOを皮切りに、1円SOや有償SOなどバリエーション豊富な株式報酬制度を作ろうとしているのです。
複雑になりがちなSO設計でも、Nstockであれば事務局・権利者(従業員)それぞれを迷わせないUIとUXで、運用・管理をサポートします。Unitoにとって、Nstockの“わかりやすさ”が今後の制度設計にも活きると感じ、導入を決定されました。
「Unitoは“組織にいろいろな人がいる業種”だからこそ、みんなが報われる制度を目指す」
Unitoのミッションは「暮らしの最適化の追求」です。暮らしをテーマにした事業のため、他事業に比べて多様な職種の従業員のみんなと日々の苦楽をともにしています。だからこそ、我々は「頑張ってくれたみんなに報いるため」に、従業員に広くSOを付与していきたいと考えています。
有名な話として、GoogleのSOによって清掃員が億万長者になったというものがありますよね。Unitoでも、それくらい幅広く「関わってくれたみんな」が報われる仕組みにしたいと思っています。
そのためには「適切なSO設計」「SOへの理解」の2つが必要です。しかしながら、この2つの要素を揃えるのは簡単ではありません。とくに、従業員の「SOへの理解」を揃えるのは至難の業です。
Nstockのデモを見せてもらったとき「これほどクリアにSOを可視化できれば、従業員みんなの理解度や関心度も上がるはず」と感じました。従業員それぞれがスマホで自分のSOの契約内容や想定キャピタルゲインを確認できるところも、とてもいい。わかりやすいUIとUXに、権利者である従業員たちが実際にマイページを見たときに「(Nstockを見ながら)ご飯を3杯おかわりできる」と言っていたほどです。
現在、Nstockで管理できるのは税制適格SOや有償SOといったストックオプションのみですが、今後は生株や従業員持株会などの情報も可視化できるようになれば、Unitoが目指す「関わってくれたみんな」が報われる仕組みづくりへ大きく前進できると考えています。また、株式報酬制度は企業としての想いが強く反映されるものだからこそ、その熱量が管理画面で伝えられる機能なども期待しております。
株式会社Unito 代表取締役CEO 近藤佑太朗
取締役CFO 倉田直樹
