「SOを正しく機能させ、企業成長と従業員の報酬とつなげるために」

会社のフェーズ
設立 | 2016年8月 |
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社員数 | 136名(2024年2月時点) |
導入の概要
モノグサ株式会社(以下、モノグサ)は、ストックオプション(以下、SO)の運営にあたって、以下のような悩みを抱えていました。
- SOに関して専任の担当者がおらず、煩雑なオペレーションに対応しきれない
- SO付与制度の変更や対象者の拡大に伴い、運用の負荷が増える
- 今後、IPO後に発生するであろう「SOの行使手続き」への準備が不足している
- 権利者である社員が、SOの契約内容や価値を正しく把握できていない
これらの課題を解決する手段として、モノグサは「株式報酬SaaS Nstock(以下、Nstock)」の導入を決定されました。
Nstockの導入を決定した理由
SOのオペレーション工数が減り、ヒューマンエラーが減ると確信できたこと
創業以来、モノグサは一部の社員にのみSOを付与していましたが、会社のフェーズが創業期からグロース期に移行したことに伴い、全社員にSOを付与することに。付与対象者が大幅に増え、人によって受け取る個数や条件がバラバラになったことで、手作業での管理のままではヒューマンエラーが生じる懸念がありました。また今後のIPOを見据えた際に、行使手続きについても現体制では対応しきれないという懸念も抱えていました。
その問題に対して、「契約締結(付与)・管理・行使・株式売却」を一気通貫で運用できるNstockを導入すると、限られた人数でも、ミスを防ぎながら効率よく各工程を管理できるようになります。
社員の「SOの価値」の理解は、会社の成長につながると思えたこと
モノグサでは、「より会社を成長させること、つまり株価を上昇させることで従業員が経済的メリットを得られる」というインセンティブ型の報酬制度としてSOを導入しています。一方、SOは性質上、その詳細を権利者が正しく理解することはとても難しく、SOが効果的に機能していないことを課題に感じていました。
その問題に対して、「権利者専用アカウント」を実装したNstockを導入することで、社員がスマホ上で契約内容や想定キャピタルゲインをいつでも手軽に確認できるようになり、株式報酬制度が正しく機能している状態となることが期待されます。
「株式報酬SaaS Nstock」に期待すること
初めてNstockが主催するイベントに参加したとき、そこで話されていたSOのよくある課題がまさに自社の悩みと合致していて、「モノグサでもSO管理サービスを使ったほうがいいかも」と考えるようになりました。そこから類似サービスと比較をしましたが、Nstockは「株式報酬」に特化したサービスであること、また開発予定の機能が自社の課題をしっかり解決してくれそうだと感じて、導入することを決めました。
今後はプロダクトのUIをより磨いていってもらうこと、「SOに限らない株式」の課題を解決するための対応をしてもらうことに期待しつつ、何よりも「SOが正しくワークする企業」をどんどん増やしていってほしいと願っています。そうすれば、社員も「株価が上がると自分たちにこういうメリットがあるのか」と理解できますし、それがまた企業成長につながって・・・と良い循環が生まれます。
SOは付与しただけでは意味がなく、「権利者の日々の業務や報酬」と「会社成長の結果としての株価上昇」の接続ができて初めてワークするものですが、その意義を正しく伝えることは非常に難易度が高いと感じています。そういった状況に、Nstockが寄り添ってくれると嬉しいですね。
モノグサ株式会社 山本 耀平様
