株式報酬SaaS Nstock

「『組織拡大を見据えると今のやり方は難しい』というなかで出会ったのがNstockだった」

社名

株式会社IVRy

設立

2019年3月

従業員数

133名(2024年10月現在)

対話型音声AI SaaS「IVRy」の開発・運営を行う株式会社IVRy(以下、IVRy)は、ストックオプション(以下、SO)を設計・運用するにあたって、以下のような課題を抱えていました。

  • 限られた人員で管理しているため、属人化が進んでしまうこと
  • 今後、組織規模が大きくなっていくことを見据えて中長期的な運用体制を構築したいと考えていたこと

これらの課題を解決するための最善の手段を検討していた際に「株式報酬SaaS Nstock(以下、Nstock)」に出会い、その使いやすさ、機能の充実度、サポート体制の丁寧さに魅力を感じ、Nstockの導入を決定しました。

Nstockの導入を決定したポイントは?

少人数の管理体制でも、スムーズにSOを管理・運用できた

IVRyは創業間もない頃に信託SOを導入しました。個人情報を含めて秘匿性の高い情報を扱うため、当時から限られたメンバーで管理・運用していたのです。しかし、それによって属人化が進んでしまい、同時に契約内容などのチェック体制が手薄なことを危惧していました。

そんななか、信託SOから税制適格SOへの変更が余儀なくされ、IVRyでもSOのデザイン設計と管理体制を再構築する必要がありました。これらの対応とともに、個人情報を含めた秘匿性の高い情報にアクセス制限をかけながら効率的にSOの管理・運用ができる手段を探していたところ、Nstockに出会ったのです。

Nstock導入後は、少人数でもスムーズにSOを管理できるようになりました。さらに、Nstockは権利者それぞれが契約内容を確認したり、想定キャピタルゲインを算出できたりする機能があるため「SOの価値を従業員に伝えやすくなった」というメリットも感じているそうです。

組織拡大などスケーラブルな運用体制にマッチしたものだった

信託SOだったころは、Googleスプレッドシートや電子署名サービスなどさまざまなツールを用いて管理・運用をしていました。当時のIVRyではSOを付与する従業員も少なかったため負荷を感じていなかったものの「組織規模拡大を見据えると、今のやり方を続けるのは難しい」と考えていました。

Nstockの導入は、まさにスケーラブルな運用体制を実現するために欠かせないものでした。

「今後はキャッシュとSOを組み合わせながら制度内容をチューニングしていく」

IVRyの基本思想として「リスクをとってくれた従業員や活躍してくれた従業員にキャッシュで還元したい」という想いがあります。しかし、IVRyに限らず、スタートアップにおいてキャッシュのみでの還元が難しいケースも少なくありません。そのためIVRyでは、信託SOによる株式報酬制度を導入していました。

今回は信託SOから税制適格SOへの変更に伴い、SOのデザイン設計および管理体制の再構築を急ピッチで進めていました。それらが一段落したので、今後はSOとキャッシュをうまく組み合わせながら、企業の成長に応じて制度内容をチューニングしていきたいと考えています。

株式会社IVRy
Accounting &Finance Manager 後藤祐貴

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